5/7 トレード記録・・・をやめます
いろいろ考えました。
「やめます」というのは乱暴な言い方かもしれません。
基本的に気づいたことや反省を書き残していくことは自分の成長のために役立つと思うので、変えないですし、その一環で今後も記録を残すことはあると思いますが、
全てのトレードを報告しながらエントリーするというルールを変えるということです。
その理由ですが、
昨日の取引の様子を見てもらえばわかるように
「トレード報告の義務が無駄エントリーの抑制に結びついていない」からです。
初日はまだ気を付けてやっていたので良かったのですが
それはただ「気を付けていただけ」であって、2日目にはトレード報告にも慣れてしまいました。
むしろ、「ちゃんとトレード報告さえすれば、何やっても良いだろう」
のような、ルールへの甘えに似た考えさえあったような気さえします。
最大でひととき3万円近くあった含み益は、無駄エントリーのロスカットにより1.5万円の確定利益になってしまいました。
自分は、スイングよりの取引をしているときは利益を上げやすく、ポチポチし始めると損が出るんです。
ポジポジ病を無くし、スイングに移行していくことが、今の自分には必要なことでした。
そして、自分の考え方を変える出来事がありました。
昨日は結局あのあと、安値の位置で6Lotとり
やっぱり6Lotは多すぎたということで4Lotに減らし、戻りを待ってずっと保持していました。
しかし、いつまた急落が起きるかと気が気じゃなくて、寝られないんです。
そこで、相場を監視しながら、Youtubeをみてトレードの勉強をしようとしたら、たまたまいつも勉強させてもらっている配信者の方が、生配信をしていてそれを観ることに。
その方はスキャルピングトレーダーで、そのときはドル円相場をみていました。
夜中の3時頃だったのですが、ドル円もユーロ円同様下落していて、かならずいつかは反発がありそうでした。あるリスナーの人が「〇〇さんはエントリーしていないんですか?」と質問をしました。
すると、その配信者の方は
「今日はもう相場が動かないから、取引をしない。今の価格帯から相場を動かすのは、別の時間帯の人の仕事だ」
と言ったのですね。
相場を長くやっている人からすれば、当たり前のことなんでしょう。
しかし、自分には衝撃でした。
つまり、
スキャルピングトレードをする人は長期の目線での値上がり値下がりを取ろうとしない
ということです。長い期間みれば利益が取れそうでも、ほどほどでポジションを閉じて、相場から離れるんです。
逆に言うと、
スイングトレードをする人は、短期の目線での値上がり値下がりを取ろうとしない
と言い換えられます。
取引中に指標発表があったり、要人発言があったり、ファンドの介入があったりして急落急騰がおきて、戻りを狙えば利益が取れそうでも、関与しない。
「どんなに高い確率で、利益を見込むことができても」です。
これがそれぞれの期間で取引をする人の覚悟なんだと思いました。
もちろん、口座を2つに分けていたり、自分の中ではっきり区別して並行取引ができる人はやればいいと思います。
自分は今までこの境目が非常にあいまいで、目の前にチャンスがあれば、すべて飛び込んできました。それがFXだと思っていました。
「すべての相場の動きから利益を取ろうとしてはいけない」という言葉は聞いたことがありましたが、「勝ちの見込みの低いトレードはするな」という意味だと思っていたんです。
ちがいますね、「どれだけ勝てる見込みが高くても、自分のトレード区分を破ってエントリーするな」という意味なんだと解釈することにしました。
だから、昨日だって寝れなくなるし
(長期トレードだから24時間ポジションをもつ&短期トレードだからチャートから目が離せない)
いつも、
長期トレードエントリーで調子がいい
↓
チャートを眺めているうちに短期のチャンスをみつけて拾いに行く
↓
長期目線での見通しと、短期目線での見通しが混線して、判断が狂う
↓
利益を減らす
という流れになるんだと思いました・・・。
ということで、結論としては
自分の今の問題点は「エントリーの理由があいまい」であることではなくて
「長期取引と、短期取引との境目があいまいであること」だと気づきました。
この場合、エントリーの根拠が正解であっても問題解決にはなりません。
だから、冒頭の結論に至ったわけです。
これはかなりのブレイクスルーだと思います。
昨日の夜の話だったのですが、今日は1日ずっとこのことを考えていて、昼間にこれに気づいたときには興奮が止まりませんでした。
本当に、自分の初心者っぷりですよ・・・。
これに気づかずに今までやってきたことが逆にすごい。
さて、今後はより長期目線を強くし、
「絶対勝てるときでも短期目線でのエントリーをしない」
これを守っていきたいと思います。
長期は周期性が強く見通しを立てやすいため
自分で言うのもなんですが、長期目線の見通しはそこそこ正確にできていると思います。
4時間足で見たとき、まだ折り返しが完了しているとは言えないので注意が必要。
今のポジションを下抜いてきたときは、更なる強い下落が想定できます。・・・③
一番見込みが高いかなと思うのが、20日移動平均にぶつかって下がってくるパターン・・・②
最後に一番ありがたいのが120日or200日移動平均線まで手を伸ばすパターン。200Pips取れます。・・・①
これらを候補に、こまかい値動きにとらわれずに、チャートを見守っていきたいと思います。